スローと早送りをする方法【Icecream Video Editor】
映像の編集をしていると、普通の編集ではつまらなく感じてしまい、演出を入れてみたくなります。
その中でも映像の「スロー」、「早送り」は、作品を面白くする演出として取り入れたいものです。
感動のシーン、ハプニングシーンなど、この機能が使える場面はたくさんあるはずです。
どんどん取り入れて作品のレベルを上げてみてください。
スローと早送りの仕方
まず、画面下の編集したい画像を選び、編集機能から【General】をクリックします。
編集項目の中から【Speed】を探し、×1となっているのを確認してください。
これが再生スピードのことです。
1倍速、すなわち通常の再生スピードになります。
青色のバーをクリックしながら左右に動かすことができます。
×1より左にスライドさせるとスロー、右にスライドさせると早送りで再生することができるのです。
スロー再生は3段階、早送り再生は5段階で調整できるので、自分の演出にあった編集が可能です。
スローの効果
実際どのようなシーンで、スロー再生をすると効果があるのでしょうか。
効果的なスローの使用シーンを紹介します。
笑えるシーン
編集者が面白いと感じるシーンに使用することで、見ている側が笑うところなのだと感じることができます。
例えば、転んだり失敗するシーン、ハプニングシーンなのです。
速度が速いシーン
通常の再生速度では速くてよく分からないシーンで使用することで、映像をしっかり確認することができます。
スポーツやレースなどの大切な場面や、フォームや振り付けなど動作の確認作業で効果的です。
特別感を出したいシーン
日常とは異なることを演出したい時に使用することで、特別感や高級感が演出できます。
例えば、宿泊したホテルやレストランの食事などをスローで流すことで特別感、高級感がでます。
早送りの効果
スロー再生同様、早送り再生にも演出の効果があります。
作品をコンパクトにできる
少し長い作品でも早送り再生することでコンパクトな映像になり、飽きることのない作品にすることができます。
コメディな作品にできる
人間や動物が速く動いているだけでもコミカルに見え、面白く感じるものです。
特別インパクトのない映像でも、早く流すことで面白い作品に変わります。